緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

存在の耐えられない不快感

体重が一キロ減った割におなか周りは太っている。これがいわゆる筋肉がなくなって贅肉が増えたということだろうか。太ったのはたぶんお酒を飲むようになったからだろう。就活氷河期は現実逃避として私に飲酒を覚えさせた。

就活だけでなくてここ数カ月のコロナのせいでの生活の変化,友達に会えない・話せない,さらには祖父の死は本当にしんどかった。2020は人生ハードモードだと思う。

社会から認められない不安というのは想像以上にきつくて,まじで何回も死のうとおもったし,人生はクソだと思って絶望感しかなかった。別に内定をもらえないからといって自分を否定されているわけではないのだが,そういうことは重々承知のうえで,ときどきあたる偉そう・失礼・クソな採用担当の一言一言に傷ついた。

以下むかついた質問を羅列し,みん就に書かないかわりに自分のブログのコンテンツとして昇華してやる。クソ企業,私がみん就てきなものに書き込まないことに感謝しろよ。

・よくこんなお金のかかる習い事を長年させてもらえましたね

意味の分からない質問ナンバーワン。私は十年くらいある楽器を習っていて,履歴書の得意欄に書いているのだが,それを見て言われた一言。こいつなんなの馬鹿なの?と思ったのが顔に出たと思う。まじでこれまで生きてきて,友達とかいろんな人と自分の習い事をしてきた話をしたことはあったがこんなことを言われたことはなかったのでびびった。お金かかってるかどうかの趣味をしているのが関係ありますか?っていうかめちゃくそプライベートな質問すぎん?就職課にこの話をしたらこういうときは「そうですね。こういう習い事をさせてくれている親に感謝です」といえばいいとアドバイスされたが,そもそもこの質問自体がむかつくので対処法なんていらない。

ちな他の企業は継続していてすごいねとか,どういう理由で始めたのとかそういう話になったよ。それが普通の会話ってもんよ。

・うちへの志望度低いですよね。

コロナがめちゃくちゃはやり始めて,市内で20人くらい感染者がでていた4月中旬に3対1の対面の面接を入れられて,それの延期をお願いしたときに言われたひとこと。志望度低いから延期お願いしてるわけじゃねーーんだけど??ばかなの?今大学も小中高も休みになってて,不要不急の外出はやめよって話になってんの?わかるう?ときれそうになった。結局延期になったが,私以外の人の面接はしたようである。そのあとあてつけのように,私の志望職種はもう内々定だしたからねとメールがきた。ア―そうですかーー。

ていうか志望度が低いと思われた理由に説明会に一切いっていなかったのがあげられてると思うんだけど,説明会を開催してたときはもうめちゃくちゃコロナが流行ってたころだったし,自分は祖父が余命宣告されててもしコロナだたら看取れないと思って行動してなかっただけから,好き勝手いいやがってと本当にむかついた。面接の予定だって,向こうがとりあえずESを送れというから送っただけであっちが勝手に指定しといてきてなんなんだまじで。

はい,まあそんなブラック感が漂っていたので向こうのおっしゃるとおり志望度は低かったですがね。

・うちは作業服着なきゃいけないけど着れる?

私はメーカー志望だったので,それで機械系の会社にいったときに言われたひとこと。これはびっくりした。着るに決まってね?私はメーカーの仕事にあこがれて~とかものつくりのすばらしさを~みたいなことを志望動機で言ってるのにこんなこと言う??なめられてるのか,馬鹿だと思われてるのか,それとも私の外見があまりにも橋本環奈で作業着を着ているイメージがわかないのかわからなくて帰り道で泣いた。

・文系はいらないって最終面接で言われるかもしれないから覚悟しといてね

これは上の企業と同じ。いやまじでさあ。時系列で並べたらまじでひどいからね。

3年夏企業と会う:話も盛り上がり,ぜひ冬の説明会に来てほしいといわれる→3年冬大学の説明会でふたたび会う:会社の説明会に来て。いろいろ話そうといわれる。→3年3月:ぎりぎりになって説明会が延期になる(コロナだからしゃあない)→4年5月:ウェブの説明会をするがでるか聞かれる。ぎりぎりになってまた延期。この企業はのんびりしているのかホウレンソウが下手なのかなと思う。→4年6月:ウェブ説明会が開催され,私の志望職種の募集がなくなったことを知る(いや今までに言っとけよと)。他の職種でも文系は応募していいと言われるので,毒を食わらば皿までの精神で一応応募。筆記試験のみと言われて一次選考にいくと,がっつり面談をされる。それで上記ふたつのコメント。ちなみに筆記試験のときは二人だけしかいなくて,もう一人の体育会系文系男といろいろ話したらがっつりコネ持ちでこのあと会社見学をさせてもらうとか言っててなんだそれ私もさせてくれや。文系でもいいよ,しかし文系の女はいらないってことなんだね。まあしっかり筆記試験で落とされた。心の傷だけが残った。

ウェブ説明会のまえにもメールで何度かやりとりしていたのでそこでちゃんと言えよとだまし討ちをされた気分。こっちこそ願い下げだわと思った。文系いらないとかいうなら,応募段階ではねとけよ。人のこと馬鹿にしすぎじゃない?ついでにこのクソ企業私に院進学したらとか言ってきた。人には人の懐事情~。あと浪人してたときにどこの大学に落ちたのと言われた。失礼か~?

 

 

しかし捨てる神あれば拾う神ありというか,なんとうれしいことに一社内定をもらうことができた。無い内定から有り内定になったのだやったね。クソ企業の屍を踏み,内定くれた会社がクソではないことを望む。

ちょうどまたうちの大学近辺で疫病がはやりだしたので,就活控えろとのお達しがでた。これはまじで内定ないと病むやつだと思い,なんとか内定とれてよかった。ほんとよかった。

でも学友たちは内定のないままである。文系女子は本当にいましんどい。