緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

9/24

私は中学校3年間ずっと不登校で,平日の昼間は一回も中学校に行ったことがない。

中学校に行ったとしてもそれは夕方以降で,ほかの生徒に見られないように細心の注意を(先生が)払ってびくびくしながらいっていた。

高校は通信制に通った。通信制だったが通学もできるタイプで,週に一回先生と面談という形で通っていた。同年代と話したりもしようと思ったらできたけど,とにかく自分に自信がないのと,自信がないのを頑張って体裁を整えて人とコミュニケーションをとるのがめんどうで,担任が同じの同級生一人とときどき話したりする程度だった。

 

わたしはいわゆる臆病な自尊心と尊大な羞恥心タイプの人間で,高校で山月記を習ったときは感動した。人はみんな自分を注目して生きていると,小学校のときから思っていて,人の目が気になって一人で電車に乗れなかった。

 

それがなぜなのか,大学に進学すると同時にそういった自意識過剰が過剰すぎるぶぶんが徐々に消えてしまった。(なごりはあるけど前ほどひどくはない)

 

 

最近はもう逆に,誰も自分の事なんて見ていないぐらいの気持ちで過ごしている。そのせいで時々自分が知らないところで自分のことが見られていて後日その話をされると驚いたりするのだが。

 

友達の彼氏がとても自意識過剰なタイプで,そいつの話をきいているといやいやないわーとしか思えないのだが,そのときに数年前の自分なら理解できたかも,とも思う。

理解できたかもしれないと,思う段階で今の自分には理解できていないわけで,図太くなったことはまた共感性の低下であるかもしれない。

話がなんかよくわからなくなってしまった。