緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

知性の低下

最近語彙力が低下している。なんかあの,ああいう四字熟語あったじゃん?と思って検索することがふえていて,語彙力だけじゃなくて痛切に自分の馬鹿さ加減がつらい。前は,語彙力だけはある馬鹿だったのが最近は語彙力もなく文章力もなく教養もなく知性もない馬鹿になってしまっていて悲しい。

語彙力が低下したのはなんでと考えているのだが,それはやはり本を読まないことが原因かなと思う。大学に入ってから読書体力の低下が著しく,一ヶ月に読む本が3冊とか,ひどいときは1冊とかになってしまった。普通の文庫なら一日で余裕で読めていた中学時代の私が知ったらがっかりすると思う。ごめんね。

本を読まない弊害はいろいろある。まず自分って教養ないなーと思うことが多い。まあこれは当たり前のこと。

あとは鈍感になったなあと。前は三島由紀夫こそ自分自身,太宰はあまりにも理解できすぎて唾棄すべき存在!などというくらい繊細やくざ自意識過剰の権化って感じだったけどいまは太宰とか繊細すぎて読みたくもない。三島が好きなのは変わってないよ!三島と私はズッ友。

私の読書というのは自分自身の傷をなめるようなものだったのかもしれない。こんな風に傷つくよね!わかる!みたいな共感を覚えて繊細さに磨きをかけていたのかも??

社会人になりますがふたたび読書を趣味といえるようになりたいですね。はい