緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

8/2本の感想

久しぶりに読書。銀河英雄伝説はなんだか読んでいるとすぐに飽きてしまって,まだ二巻。きばらしに積読のひとつを読み始めたら面白くて,久しぶりにミステリーを最後まで読めた。うれしい。

読んだのは「追憶のファイル」ジャネット・ドーソンという本。

初めはよくある事件に思えた。まだ若い主婦の、突然の失踪。夫が語るあれこれも中流核家族にはいかにもふさわしく感じられたが、調査を始めるや、問題の妻は5年間ひたすら偽りの人生を生きていたことが明らかに…。くされ縁の親友、運動不足の飼い猫、元亭主―。そんな仲間に囲まれながら、忌わしい過去の悲劇に深入りしていく女探偵ジェリ。私立探偵小説コンテスト受賞作。

というあらすじ。私立探偵のジェリは(どうでもいいが公立探偵というものはいるのか?)失踪した妻の行方探しを依頼される。失踪事件はただの事件ではなく,過去の凶悪事件とからんでいて,主人公のジェリは探偵事務所に押し入られそうになったり,階段から転げ落ちたり,ひどいあざができるくらい蹴られたりと大変である。何を書いてもネタバレになると思うが,どうもこの本,読んでいる人が極端に少ないようなので気にしなくてもいいか。(読書メーターもほぼ感想なし)

5ページくらいで,主人公のジェリが容疑者候補の失踪したエリザベスの兄に惚れたのには驚いた。なんで,いまなんか惚れる要素あった?と思い読み返したがわからない。まあそんなものなのでしょう……(?)別れためちゃセクシーな元夫はいまだにジェリに未練たらたらのよう。危険な男にも惹かれたりとあれ?これってハーレクイン?と思いながらも,こういうのは嫌いではないので楽しんで読みました。

続きも刊行されているようだけど,一巻が94年に刊行されたものなので中古じゃないと手に入らないみたい。二巻はブックオフでもうりきれ。3,4巻だけとりあえず買おうかな。わかんなくなるかな。まあいいや。

 

 

最近また内定先でよかったのかなということをじわじわと考えている。でも一番面接で感じが良かったのはその会社だった。比較対象のおおくはウェブ面接で,内定先は対面での面接だったからという違いはあるかもしれない。でも,自分の履歴書の趣味読書というところで,めっちゃ読んでるねと褒めてくれたり,社長がどんな本を読むのかきいて読書談義したりした。別に普通のことかもしれないけど,私がほかに受けた企業はそういう当たり前の関心すら私に向けてくれなくて,傷ついていたからうれしかった。

なんて思考が散漫になった日曜日でした。ちゃんちゃん。

 

そろそろ卒業袴というものをきめないといけない。今週中に観に行こう。

あと,iPhoneの機種変がしたい。あと免許も取りにいかなきゃ。入校……。