緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

4/30観た映画

 

Love Letter

Love Letter

  • 発売日: 2014/08/27
  • メディア: Prime Video
 

 友達とこないだzoom飲み会したら5人中5人が眼鏡だった。オタクな女たちなので,みんな目を酷使しているから悪いんだろうと思った。

 

そういえば,このあいだというか昨日,アマゾンプライムで面白い映画はないかなあとおもっていたらおすすめに出てきて,いつもは邦画はみないんだけどもなぜか気になって「love letter」を観た。中山美穂とトヨエツの映画っておもしろいかなあと母親に聞くと,私は中山美穂がきらいというので,自室でスマホから観た。

めちゃくちゃ人気で有名な作品らしい。邦画は本当に無知。あらすじはこんな感じ。

 神戸に住む渡辺博子は、山で遭難した婚約者の藤井樹の三回忌の帰り道、彼の母・安代に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。忘れられない彼への思いから、そのアルバムに載っていた、彼が昔住んでいたという小樽の住所へとあてもなく手紙を出す。すると数日後、来るはずのない返事がきた。その手紙の主は、亡くなった婚約者の藤井樹と同姓同名で、彼と同級生だった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の奇妙な文通が始まる。(Wikipediaより)

 博子がうじうじっとした女でハチクロの真山の好きだったリカさんを思い出してちょっといらっとしてしまった(私ハチクロは山田に感情移入して読んでいるので……)。でも博子は恋人を失ってまだ2年?しか経っていないのに,藤井樹の友達のトヨエツがはやくふっきれみたいにせっつくのがみていてつらかった。トヨエツはもともと男藤井樹の友達で遭難事故のときも一緒に山に登ってるとかでいろいろ罪悪感があるんだろうけど,そんなに早くふっきれないだろうと思った。

 

博子パートよりも,藤井樹パートのほうがよかった。女藤井樹は男藤井樹と中学生の時に同級生で,その回想パートがよかった。ここだけの映画がみたい。

ああーーノスタルジー。男藤井樹は女藤井樹のことがすきなんだけども女藤井樹はぜんぜんそれがわかってなくて,あまずっぱいなあと。

男藤井樹はまだ借りられたことのない本をかたっぱしから借りて貸し出しカードに名前を書くことをしているんだけども。それで藤井樹が転校する最後に名前と女藤井樹の似顔絵を書いた図書カードの本が「失われた時を求めて」の7巻で,絶対いままで誰も読んでないしこれから先だれも読まない本だろうなと。中学校だもんね。男藤井樹の図書カードは女藤井樹に向けてのラブレターだったんだなあというのがロマンチック。

失われた時を求めては,紅茶にマドレーヌを浸してたべた瞬間に過去の思い出が出てくる話だけど,女藤井樹も博子と文通をしていることで藤井樹とのあれこれを思い出してきて,つながってるなと思いました。

ていうかほんと,中学時代がいい!ここだけ見返したい!エモい!エモい!エモいーーーー!

 

感想終わり。

 

追伸,藤井樹様。大学生の私は失われた時を求めてはは1巻までしか読めていません。