緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

2/13いろいろ感想

スラムダンクにはまる。

めちゃくちゃめちゃくちゃ面白い。当方運動音痴であるが,バスケが無性にしたくなる。庶民のシュート,私も決めたい。

第2話 くたばれバスケ! 花道vs流川

第2話 くたばれバスケ! 花道vs流川

  • 発売日: 2014/07/25
  • メディア: Prime Video
 

テスト期間がおわり,暇になったのでだらだらとスラムダンクを見続ける生活。最高。ちなみに好きな選手は仙道である。でもみんな大好き。

 

田辺聖子をよむ

図書館で数冊借りた本をテスト期間にもかかわらず読んだので感想を書いておく。

・苺をつぶしながら🍓

 

苺をつぶしながら―新・私的生活 (講談社文庫)

苺をつぶしながら―新・私的生活 (講談社文庫)

 

 かわいいタイトルに惹かれ,読み始めて気付く。これってなんかの続き?

まさかの乃里子三部作の3作目という罠。読み始めたものはしょうがないと思って読むが,全く問題はなく,ひっかかりなく読めた。

乃里子はお金持ちの男と離婚したばかりのイラストレーターで自由気ままな生活をしている。自由な生活として描写されることがひとつひとつおしゃれである。

元夫の中谷剛は,昭和の男といった感じですがすがしいほどに暴君男尊女卑男である。たぶんこういう登場人物は今書くとだめなんだろうなーと思う。でもこの作品が書かれたときはこういう価値観の人が多かったのだろう(しらんけど)。こういった現代と昔の違いを感じ取れることはいいことだと思う。私は小説を読むことでいろいろな価値観や考えをさらっと知りたい。最近の小説とかアニメとかなんでもいいんだけど,舞台が昭和以前のものなのに感覚とか主張だけはなぜか現代のものはみていて違和感を感じてしまう。剛ちゃんは面白いので好きです。

 

 ・孤独な夜のココア

孤独な夜のココア (新潮文庫)

孤独な夜のココア (新潮文庫)

  • 作者:田辺 聖子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 文庫
 

短編集。お気に入りはお互いにすきと言ってないが身体の関係はある男女の「エープリルフール」。どれもタイトルそのままで孤独な夜に寄り添ってくれるような話ばかりだった。 

・朝ごはんぬき? 

朝ごはんぬき? (新潮文庫)

朝ごはんぬき? (新潮文庫)

  • 作者:田辺 聖子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1979/12/25
  • メディア: 文庫
 

春休み中なので絶賛朝食抜きなのでタイトルに惹かれ読んだ。失恋し会社をやめた主人公がちょっと変な女流作家の家でお手伝いさんをする話。

主人公が好きな男のためにかいがいしく朝食をつくってあげていたときのメニューがおいしそうで真似したい。どたばたコメディといったかんじで面白い。

女流作家の娘というのが「カップラーメンたべてるときが一番幸せ」と言っていて,萬平さんよかったねと思った。

 

・日毎の美女

日毎の美女 (講談社文庫)

日毎の美女 (講談社文庫)

 

本人的にはそんなに悪くないとおもっているが 周りからは女扱いされない女の子マメちゃんの話。美女にデレデレする職場の男の人観察をするマメちゃんの考えていることがどれも面白い。自分ってブスだなあとむしゃくしゃするときに読みかえしたいと思った。