緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

10/22

最近といってもあれだがここ数ヶ月で面白かったものの感想をかく。

 

・これは経費で落ちません!シリーズ

中学生のときにドはまりし私をイギリス好きにさせたコバルト文庫界に燦然と輝く超超超名作ときめきたい人が読むべき本ナンバーワンの「ヴィクトリアンローズテーラー」の青木祐子先生の本である。

 

コバルト文庫は好きだったくせに,いわゆるキャラ文芸のようなものに食指が動かなくて,要するに先生の新作が出たということは知っていたのに食わず嫌いをしていた。そうしたら,NHKでドラマ化するという情報がツイッターで流れてきて,とりあえず一話をみたところめちゃくちゃはまってしまった。

食わず嫌い絶対ダメ!

次の日に全巻買って読んだ。とても面白かった。ヴィクロテを夢中で読んでいたころを思い出した。ああ,シャーリー。ああ,山崎さん。

森若さんが面白かった人はぜひヴィクロテ読んでほしい。絶対好きだと思う。

 

 

かぐや様は告らせたい

めちゃくちゃ久しぶりに漫画を買った。最後に買ったのはたぶんかわいい中学1年のころとかだったと思うから本当に久しぶりである。

いつもツイッターを一方的にストーカーしている人が,素晴らしい面白いヤバイと絶賛しているので,たまたま暇だった時にアマゾンプライムでアニメを見た。面白さは正直期待していなかったのに(何様),ギャグ,キャラ,ストーリー,めちゃくちゃめちゃくちゃ面白くて,ときめきナイアガラの滝といった具合ですぐに全部観てしまった。

まんがを読むという習慣が本当にないのだが,これは原作を読むしかないと本屋に走り購入。久しぶりの漫画コーナーはちょっと恥ずかしかった。

かぐや様は心理学が頻出するので(作者の心理学への知識すごい),これはもう実質学術書でしょと思いながら大学の課題をほおって読んでいる。

お互い好き同士の恋愛っていい。語彙力のない感想だけど,かぐや様に関してはこれに尽きる!好き同士のラブコメいいな! あと普通に会長かっこいいし好みです。ハイ

 

シェイクスピア&ハサウェイの事件簿

 

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安心のBBCシェイクスピアの出身地で,おでぶのおじさんとおばさんがコンビを組んで事件を解決するドラマである。

のんびりした田舎で起きる殺人事件。殺人事件のくせに,探偵たちにユーモアがあって,ハラハラせずに見ることができて,疲れた人におすすめ。

探偵のおじさんのほうのハサウェイは太りすぎで犯人の追跡ができなかったり,二人が見張りをしているときはいつもスナックをたべていたりと,全体的に雰囲気が緩い。その緩さがとてもいい。

あといかにもイギリスといった部分が多くて,それもまたよし。

シーズン1しかアマゾンプライムで配信されていないが,どうやら続編があるらしいので早く配信してほしい。