緩やかに憂鬱

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ロケットマンをみる,感想

 今日一日なんにも有益なことをしていないと思って,とりあえず映画でも見るかとおもってアマゾンプライムで「ロケットマン」をみた。エルトン・ジョンの自伝的映画。

ロケットマン (字幕版)

ロケットマン (字幕版)

  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: Prime Video
 

 エルトン・ジョンの自伝的映画といっても,エルトン・ジョンってあれだよね「glee」でクインが足のけがをしたときに車いすに乗りながら歌ってる曲,ぐらいの知識しかない自分であるが,ミュージカル映画好きとしてはやはり見ないという選択肢はない。めちゃくちゃどうでもいいんだけど,自分の洋楽は原点はgleeだよなあとこういう映画をみていたら思う。この曲……gleeで聞いたことがある!と思う曲のなんと多いことよ。

話をもどして,ロケットマンの話。スターの波乱万丈転落人生てきな話かねとおもってみると予想そのままだった。きらびやかなステージ上での姿と,実生活でのエルトンの孤独さ,周囲に認められたいと渇望していることの差がみていてつらかった。エルトンは幼いころに両親が不仲で母親が不倫をし厳しい父親がでていって愛情に飢えている。ピアノと出会ったことで,明るい雰囲気になったのだが,成育歴というのはずっとついて回るもので,エルトンをずっと苦しめる。エルトンをおいてでていった父親というのが本当のクソでみていて本当に腹が立った。母親は結構エルトンに対して優しい部分もあったと思うのだが,父親は本当にひどい。エルトンが自問自答して周りから攻められる妄想をしているときに父親がでてくるのだが,元凶は父親じゃんねーーー?!

エルトンと駆け出しのころから一緒にいるバーニーという男がとてもいいやつでよかった。駆け出しのころのマネージャーのレイもとても顔がかっこよくて即名前を調べた。英国版林遣都みたいな君の名は。チャーリー・ロウ。覚えました。エルトンを堕落させドSのディズニーの悪役王子様タイプのマネージャーもかっこよかった。調べたらシンデレラの王子様をしていたらしい。目つきがいやらしすぎる。

色々書いたけど,圧巻のパフォーマンスと曲にぐいと引き込まれて,映画を見終わった後にSpotifyエルトン・ジョンの曲を聴いている。