緩やかに憂鬱

日常(病み気味),書評など

3/1

もう三月!はやい。

特に何もせず自堕落な日々を過ごしているから,年が明けてからなにをしていたのか思い出せない。(テスト勉強とかいろいろあったけども…)

 

先月は並列していろいろな本を読んでいた。

一つの本を読み切るということも大切なことなので(気持ち的に)もう少し読書をきちんとしたい。

ちょうど二月から三月になるころに,オースティンの「説得」を読んだ。

 

説きふせられて (岩波文庫)

説きふせられて (岩波文庫)

 

高校生の頃に読んでいたので今回は再読。

ジェーンオースティン,大好きな作家のひとりである。

説得を読んでいて思ったのが,私ももう少し崇高な魂をもってきちんと謙虚で素直に生活しなければということだった。最近の私は俗っぽい(やれ惚れたはれた,lineの返事が遅い,脈があるない,もうあんな奴知らないみたいなことばかりなので)。

 

書くまでもないあらすじ。

主人公のアンは八年前に熱烈な恋に落ちたが,身分の差などの問題もあり,周囲に猛反対され,ウェントワース氏との結婚をあきらめている。アンの家は金遣いが荒く,家を貸しに出す。その家を借りたのは元婚約者のウェントワース氏の兄であった。ウェントワースは海軍で裕福な大佐となっていた。八年ぶりに二人は再会をするが……

 

久しぶりに読むと,忘れていることが多くて(というかほとんど忘れていた)新鮮な気持ちで楽しく読書が出来た。ウェントワース大佐が好意を隠そうとして隠せてないところはやっぱりいいですね。

 

ちなみにオースティンの作品で好きな順番は,高慢と偏見,説得,分別と多感・ノーサンガーアビー ,エマ,マンスフィールドパークである。